iOS 18.2のベータ版では、Genmojiという機能が提供されており、ユーザーは独自のカスタム絵文字を作成できます。使い方は、メッセージアプリやノートなどで絵文字キーボードを開き、アクセス権をリクエストして待機する必要があります。Genmojiのインターフェースに入ると、テキストバーが表示され、作成したい絵文字の説明を入力すると、自動的に生成されます。無制限に生成でき、自分の好みに合ったものを選ぶことが可能です。また、他人の写真を基に友人や家族に似た絵文字を作成することもできますが、保存されている人物アルバムにアクセスが必要です。
Genmojiは、アプリ間でコピー＆ペーストができるものの、全てのアプリが対応しているわけではありません。Genmojiは画像として表示され、適切なアプリであれば通常の絵文字のように使える一方で、Androidデバイスでは従来の絵文字とは異なる大きな画像として表示されます。利用制限もあり、暴力やヌード、政治的コンテンツの作成はできません。
現在、GenmojiはiOS 18.2のベータ版で開発者のみが利用でき、2023年12月に一般公開予定です。Appleはユーザーからのフィードバックを収集しており、段階的に機能の提供を行うとされています。
