Valveは、PC、Mac、Steam Deckデバイス向けのゲームプレイ映像をキャプチャ・共有するための新機能「Steam Game Recording」を正式にリリースしました。この機能はベータテストを終了し、Steamクライアントで利用可能となっています。手動および自動録画オプションがあり、手動録画はカスタマイズ可能なホットキーで始まります。録画時間、画質設定、ストレージ制限はSteamの設定メニュー内の専用タブで調整可能です。デフォルトでは無効ですが、設定メニューから有効化できます。この機能はSteam Overlayをサポートするゲームに対応し、プライバシー保護のため、録画はゲームウィンドウのみをキャプチャします。基本的な編集ツールやタイムライン管理、柔軟なエクスポートオプションも含まれます。録画した内容はSteamを通じて直接共有することも、MP4ファイルとしてエクスポートすることも可能です。また、このSteamクライアントのバージョンは、macOS 10.13 High Sierraおよび10.14 Mojaveのサポートを初めて終了しました。これにより、これらのシステムでのSteamインストールは更新やセキュリティパッチを受け取らなくなりますが、多くのMacユーザーはすでに新しいバージョンにアップグレードしているため、影響は少ないと考えられます。
