ドイツの通信大手ドイツテレコムが、NEARプロトコル内でバリデーターを運営する初の通信会社となりました。同社はNEARエコシステムのエンタープライズノードオペレータープログラムに参加し、ネットワークの分散化とセキュリティを支援します。デジタルトラストおよびWeb3インフラストラクチャの責任者オリバー・ニーダーレは、この協力を「有望で革新的」とし、ユーザーのデータ主権やデータ管理に対する姿勢を共有していると述べました。また、ドイツテレコムはNEARとの協力により「ステーキングポートフォリオ」を拡張し、分散型AIやスケーラビリティの分野にも参入します。NEARプロトコルのブロック生成バリデーターになるには、67,000NEAR(約38万3000ドル)の最低ステークが必要で、参加者の状況に応じてこの閾値は変動します。このニュースを受け、NEARの価格は9.5%上昇し、5.6ドルに達しました。また、数日前にはドイツテレコムの子会社MMSとメッツラー銀行が再生可能エネルギーを用いたビットコインマイニングのパイロットプロジェクトを開始しました。