Appleが次世代CarPlayを最初に発表してから約2年半が経過しましたが、まだ対応車両は登場していません。しかし、同社は依然としてソフトウェアの開発を続けており、iOS 18.2の第三ベータ版に次世代CarPlayの新しい「気候」と「メディア」アプリのアイコンが追加されました。Appleのウェブサイトでは、次世代CarPlayをサポートする最初の車両は2024年に登場するとしていますが、具体的な時期は未定です。
次世代CarPlayは、車両の計器クラスターや気候制御、FMラジオなどと深く統合され、ダッシュボード全体にわたって複数のディスプレイをサポートします。また、カレンダーや天気などのウィジェットも提供され、高いカスタマイズ性を持つことから、自動車メーカーが独自のデザインに合わせてカスタマイズ可能です。
さらに、次世代CarPlayでは、運転手が計器クラスター内でいくつかの計器デザインを選べるようになります。また、気候制御も新しいCarPlayインターフェース内で直接操作でき、エアコンや座席の加熱などを調整可能です。新しいメディアアプリでは、FMラジオの操作が簡単になります。
Appleは、既存の標準CarPlay対応車両で次世代CarPlayのアプリや機能が利用可能かどうかは明示していません。