Appleは、MacとiPad向けの動画編集ソフト「Final Cut Pro」の大規模なアップデートを発表しました。2011年以降10のバージョンが続いていましたが、13年ぶりに「Final Cut Pro 11」が登場します。この新バージョンでは、AIを活用した新機能Magnetic Maskが追加され、背景のカスタマイズが容易になります。また、Transcribe to Captions機能によって自動的にキャプション生成が可能になります。さらに、iPhone 15 Proや16モデル、CanonのR7カメラからの空間動画編集にも対応しました。「Final Cut Pro 11」は多くの新機能やショートカット、サードパーティのメディア拡張サポートも追加されています。
iPad向けの「Final Cut Pro 2.1」では、タッチ操作の向上が図られ、色の補正やアニメーション追加機能が強化されました。また、iPhone 16 Proでは4K 120fpsでの撮影が可能になり、LogエンコードHEVC動画のキャプチャにも対応しました。これらの新バージョンはApp Storeからダウンロード可能で、価格はMacの「Final Cut Pro」が299.99ドル、iPad版が月4.99ドルまたは年49.99ドルです。既存のユーザーには無料で提供されます。