クレイコンピューティングがHPに買収された後、エルカピタンを建設する計画を発表し、性能が1.5エクサフロップスに達すると予想していましたが、実際には1.742エクサフロップスを記録し、現在世界で最も強力なスパコンとしての地位を獲得しました。エルカピタンは、1秒間に1京回以上の計算が行える「エクサスケール」コンピュータの3台目で、その他の2台はフロンティアとオーロラです。全ての大型スパコンは政府の研究施設に設置されており、エルカピタンはローレンス・リバモア国立研究所にあります。このスパコンは、AMDの4世代EPYCプロセッサを基にした1,100万以上のCPUおよびGPUコアを持ち、効率も良好です。用途は核弾頭の安全性に関する研究であり、核テロ対策にも利用されます。予想以上に強力なエルカピタンは、しばらくの間その地位を維持すると思われます。