先月のMac mini発表動画で、AppleはMac用の「近日公開」予定のFinal Cut Proの新バージョンについて言及しました。今日、年次のFinal Cut Pro Creative Summitカンファレンスが開催されるため、この更新が発表される可能性が高いと思われます。昨年も同じ日にFinal Cut Proバージョン10.7が発表されました。最新のアップデートは6月にバージョン10.8として行われ、ライトとカラーの強調効果、スローモーションのSmooth Slo-Moオプション、高度な検索機能などが追加されました。その後、バグ修正のための更新が8月に行われ、現在のバージョンは10.8.1です。次のバージョンは10.9ではなくFinal Cut Pro 11になる可能性があります。Appleは今年後半に、空間動画編集、AI生成の動画効果、自動AI生成のキャプションなどの新機能が追加されることを発表しています。また、発表動画には移動するオブジェクトを隔離する「マグネティックマスク」機能も示されています。これらの機能の一部はiPad用の更新版Final Cut Proにも適用される見込みです。さらに、Mac用のコンパニオンアプリであるCompressorやMotion、iPhone用のFinal Cut Cameraアプリにも更新があるかもしれません。現在、米国ではFinal Cut ProはMacで299.99ドル、iPad版は月額4.99ドルまたは年額49ドルのサブスクリプション方式で提供されています。
