ニューヨークを拠点とする資産管理会社WisdomTreeが、XRPの現物上場投資信託(ETF)について、証券取引委員会(SEC)にS-1登録申請書を提出しました。このETFはCboe BZX取引所に上場予定で、BNYメロン銀行が管理者、ファンド会計士、移転代理人を務めます。WisdomTreeは「信託の投資目的は、XRPの価格に連動すること」と記載し、XRPを保有して日々その価値を評価するとしています。株式は5,000株単位で販売または償還され、XRPの価格を追跡することになります。WisdomTreeは、XRP ETFのティッカーシンボルを発表していないものの、デラウェア州に信託を設立したばかりで、SECへの正式な申請は行われていません。新しいETFクラスを市場に投入するためには、19b-4フォームを提出し、SECの承認が必要です。一方、XRPを開発するRipple Labsは、SECとの法的な対立が続いています。WisdomTreeは、ビットコインやイーサリアム以外の暗号資産ETFを市場に投入しようとする初めての企業ではなく、Bitwiseや21Sharesも同様の努力を行っています。