2023年12月10日、米国におけるスポットビットコインETFは9日連続で資金流入を記録し、合計で340億ドルを超える純流入を達成しました。この日、12のビットコインETFは合計4億3956万ドルの流入があり、ブラックロックのIBITが2億9563万ドルを受け取り、8日連続で最大の流入を記録しました。ファidelityのFBTCが2億1048万ドルで続きましたが、グレースケールのGBTCからは6282万ドルの流出があったため、全体としてはプラスの流れとなりました。また、12のビットコインETFの総取引量は37.8億ドルで、前日より減少しました。
一方、スポットイーサリアムETFも動きがあり、同日305.74百万ドルの純流入を記録しました。これは、前日の149.79百万ドルから100%以上の増加で、過去3番目に高い流入日となりました。ファidelityのFETHが主導し、202.23百万ドルを集めましたが、グレースケールのETHEは399万ドルの流出を記録しています。イーサリアムETFの累積純流入は18.7億ドルとなっています。この時点で、ビットコインは約10万ドルのマークから2.5%低い価格で取引されています。