Appleの5Gモデムが、来年発売予定の第4世代iPhone SE(iPhone 17 Air)や低価格のiPadに搭載されることが、Bloombergのマーク・グーマンによって報じられました。この新しいモデムは、理論上は最大4Gbpsのダウンロード速度を達成可能ですが、実際の速度は遅くなる見込みです。また、超高速標準のmmWaveには対応しないものの、デュアルSIM・デュアルスタンバイ機能は維持されます。Appleは既に、このモデムを数百人の社員が使うデバイスで秘密裏にテストしています。他の高価格帯デバイス、特にiPhone 17 Proモデルにはこのモデムは使用されない見込みです。Appleは2018年から独自の5Gモデム開発を進めており、2027年までには自社の技術がQualcommを上回ることを目指しています。Qualcommとの間での訴訟は2019年に和解し、AppleはIntelのスマートフォンモデム事業を買収して関連特許を取得しました。