パリを拠点とする資産管理会社オドは、暗号技術企業ファイアブロックと協力してユーロ主導のステーブルコイン市場に参入する。プロジェクトは来年に立ち上げが見込まれており、EUの新たな規制により低ボラティリティのデジタル資産としてステーブルコインが注目されている。オドはフランスの金融グループで、プライベートバンキングや資産管理などから年間10億ドル以上の収入を得ている。オドは、既に競合がひしめくヨーロッパ市場に参入する予定で、テザー(USDT)やUSDコイン(USDC)などのグローバルな競合が存在する。ブルームバーグによれば、ロビンフッドやレボリュートもステーブルコインの発行を検討している。ドイツ銀行はギャラクシーデジタルホールディングスと協力し、ユーロステーブルコインを発行する新たな企業「オールユニティ」を設立した。

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