韓国は、10億ドル以上の暗号資産を盗んだ北朝鮮のハッカーに対して新たな制裁を課しました。この不正に得られた資金は、北朝鮮の武器開発プログラムに利用されているとされています。韓国政府は、北朝鮮のサイバー部門である313局に制裁を対象としており、この部門は国防省直下で暗号資産の盗難に関与していることが指摘されています。2024年には北朝鮮が世界の暗号盗難の60%以上を占め、合計13億ドルに達するとのデータもあります。制裁対象には、15人の北朝鮮のIT人材と1つの関連機関も含まれており、これらの個人や団体は海外で外国通貨を獲得する活動に関与しているとされています。また、米国と韓国が協力して北朝鮮に関連する暗号盗難を防ぐ新たな仕組みを構築するための合意を結んだことも報じられています。

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