暗号通貨取引所Backpackは、FTX EUの買収に関する論争に対処する声明を発表しました。FTXの資産に関する発表が混乱を招いているため、誰がFTX EUの顧客資金に対して責任を負うのかが問題となっています。FTXの資産は「FTX Europe AGが100%の出資を持っており、元インサイダーのパトリック・グルーンとロビン・マッツケへの株式移転はまだ行われていない」という主張と、Backpackが12月にキプロスの規制当局に承認された上で元インサイダーからFTX EUを購入したとの主張が対立しています。Backpackは2024年1月9日のプレスリリースで、FTX EUの顧客に対する返金を行う責任を負うことを確認しました。FTX EUはBackpack EUに改名され、これが旧FTX EUの顧客資金の再分配に責任を持つと述べています。また、BackpackはEU全体で暗号デリバティブを提供する新しいプラットフォーム「Backpack EU」を2024年第1四半期に立ち上げる予定です。

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