Coinbaseが立ち上げたレイヤー2のブロックチェーンネットワーク「Base」は、分散型金融（DeFi）と非代替性トークン（NFT）産業で成功を収めています。Baseは、現在クリプト界で最大のレイヤー2ネットワークであり、410のDeFi向けdAppを持ち、主なプレイヤーにはAerodrome、Uniswap、Morpho Blue、Moonwellがあります。特にMorphoは、Coinbaseがビットコイン担保のローンを提供することを発表したことにより成長が期待されています。
BaseのDEXネットワークは取引量で業界をリードし、誕生以来の取引総額は2640億ドルで、先週だけで122億ドルに達しました。この成長は、Baseのミームコインエコシステムの拡大に起因しており、その価値は26億ドルを超えています。主要なミームコインにはBrett、Akuma Inu、Toshi、Degenがあります。
また、BaseはNFT分野でも最大のレイヤー2ネットワークとなり、先週のNFT売上は45%増の830万ドル、買い手は128%増の15000人を超え、累計売上は6200万ドルを超えています。Baseは過去30日間で約4000万件の取引を処理し、ユニークなアクティブウォレット数は1500万で、他の競合と比較しても圧倒的な数字を誇ります。
さらに、Baseは人工知能やゲーム産業でも存在感を高めており、Coinbaseがもしエアドロップを実施した場合、Baseの評価は大きくなると予想されています。市場価値は少なくとも70億ドルになる見込みで、2025年にはコミュニティメンバーを意思決定に参加させる可能性も示唆されています。
