WhatsAppはiOSデバイス向けにバージョン25.2.3をリリースし、「View Once」機能の重大なプライバシー脆弱性を修正しました。このバグにより、単回視聴後に消えるはずの写真や動画にアクセスできてしまうことが判明しました。脆弱性はiPhoneユーザーのみ影響を受け、設定メニューを通じてメディアを閲覧することで、View Onceのプライバシー保護を完全に回避できました。セキュリティ研究者のRamshathがこの問題を最初に報告し、WhatsAppはこれを受けて修正を行いました。これまでにもView Onceにはセキュリティ上の問題があり、昨年12月にはWhatsApp Webで同様のバグが発見され修正されています。最新のアップデートでは、電話番号を保存せずに通話をかける機能や、グループ通話機能の強化も含まれています。プライバシーの観点から、iOSのWhatsAppユーザーは、アプリを最新バージョンに更新することが強く推奨されます。