ウォルマートは、米国の4600以上の店舗で依然としてApple Payやその他のNFC決済を受け付けていないと発表しました。同社の広報担当者は、2022年からのスタンスに変わりはなく、独自の決済技術であるWalmart PayやMobile Scan & Goに焦点を当てていると説明しています。Walmart Payでは、チェックアウト時に表示されるQRコードをスキャンして支払いができるほか、Scan & Goを使うことで、買い物中に商品のバーコードをスキャンし、セルフチェックアウトでの手間を省くことができます。Apple Payは10年以上前に導入され、2022年には米国の小売店の90%以上で受け入れられているとされていますが、ウォルマートはカナダで2020年からApple Payを受け入れているものの、米国では主要な小売業者の中で唯一受け入れていない企業となっています。