Appleが提供した統計によると、iOS 18の採用率は昨年のiOS 17と同じペースで進んでいます。過去4年に導入されたiPhoneの76%とiPadの63%がそれぞれ最新のOSであるiOS 18およびiPadOS 18をインストールしています。全体では、iPhoneの68%、iPadの53%がそれぞれiOS 18およびiPadOS 18を使用中です。iOS 17を利用しているiPhoneは19%、iPadOS 17を利用しているiPadは28%です。昨年のiOS 17の採用率と比較すると、ほぼ同様の状況ですが、Appleが提供する数字は今年は若干早めです。また、来週にはiOS 18.3およびiPadOS 18.3がリリースされる予定で、これに伴いアップグレードするユーザーが増える可能性があります。特に、4月に予定されているiOS 18.4には新しいSiri機能が追加され、これも採用率に影響を及ぼす可能性があります。なお、iOS 18はiPhone XS/XR以降のモデルに対応していますが、Apple Intelligence機能はiPhone 15 ProおよびiPhone 16モデルに限定されているため、古いデバイスを持つユーザーは更新をためらうかもしれません。

error: Content is protected !!