アメリカの証券取引委員会(SEC)は、Grayscale InvestmentsによるXRP Trustを現物上場投資信託(ETF)に変換する申請を、最も早く2月13日(木)に認める見込みです。これは、SECが19b-4の申請に対して通常15日間で応答するためです。Grayscaleは、現在約1610万ドルの資産を管理するXRP Trustをニューヨーク証券取引所に上場するETFに変えようとしています。この動きにより、投資家は直接暗号通貨を保有することなくXRPに対するエクスポージャーを得ることができます。SECの決定は、XRPに関する同機関の現在の立場を知る上で重要です。過去の連邦裁判所の判断では、XRPは二次市場で取引される際には証券ではないとされており、この決定がSECの関連金融商品へのアプローチに影響を与える可能性があります。Polymarketの賭けでは、SECが今年中に現物XRP ETFを承認する確率は81%と見積もっています。また、RippleとSECの間の法廷闘争の結果もこの評価にとって重要です。XRPの価格は1月のピークから30%近く下落し、日々の取引量や先物のオープンインタレストも減少しているため、ベアマーケットに突入しています。