シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所Crypto.comは、2023年2月12日より欧州経済領域（EEA）全域にサービスを拡大しました。この発表は、マルタ金融サービス局からMiCAライセンスを取得したことを受けたものであり、Crypto.comはEEA加盟国全てで仮想通貨サービスを提供できるようになりました。また、Crypto.comは主要なグローバル仮想通貨資産サービスプロバイダーとして初めて完全なMiCAライセンスを取得しています。さらに、同社は国際的な展開を進めており、米国での機関向け取引所の立ち上げや、イギリスでの新しい金融サービスの提供を計画しています。しかし、自社トークンであるCronos（CRO）は、現在の市場での価値が過去の最高値から90％下落しており、価格は日次で-5%、週間で-12%、月間で-30%減少しています。
