マレーシアのクアラルンプールで違法なビットコインマイニングが発見され、同国の電力網にさらなる負担をかけている。2月13日に家で発生した爆発と煙がきっかけで、当局がこの違法なマイニングを突き止めた。消防士が現場に駆けつけると、改造された電気配線が原因で火災が発生し、その後、多数のビットコインマイニング機器が見つかった。電力が不正に使用されていたことも確認され、当局は調査を開始し、情報提供を呼びかけている。マレーシアでは、違法ビットコインマイニングが急増しており、国家電力会社は2018年から2023年までの間に755百万ドルの損失を報告している。他国でも同様の問題があり、イランでは無許可の暗号マイニングが電力不足を引き起こし、ベネズエラではマイニング禁止令が出された。
