アメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)は、グレイスケールによるスポットXRPおよびドージコインの上場投資信託(ETF)の申請を正式に認識し、これによりレビュープロセスが開始されました。これにより、2023年内にこれらの暗号資産ファンドが市場に出る可能性があります。2月13日にSECは、グレイスケールのForm 19b-4申請について通知を発表し、240日間のレビュー期間が始まることになります。今回の認識は自動承認を意味しませんが、SECの姿勢が変化していることを示しています。現在のリーダーシップのもとで、SECは暗号ETF提案に対してよりオープンになっていると報じられています。
今後、グレイスケールに続いて他の発行者からのXRP ETF申請も注目される見込みです。また、ビットワイズ、21シェアーズ、カナリーキャピタル、ウィズダムツリーの4社が独自の提案を提出しており、SECの認識を待っています。NYSE Arcaは、グレイスケールXRPトラストおよびドージコイントラストの上場を求める規則変更を申請しました。ブルームバーグのアナリストは、XRPとドージコインのETFが承認される確率をそれぞれ65%と70%と見積もっています。