Crypto.comは、ブロックチェーン機能とのインタラクションを簡素化するAIを活用したソフトウェア開発キット「Crypto.com AI Agent SDK」をベータ版として導入しました。このツールは、Web3やAI開発者を対象に、自然言語コマンドをブロックチェーン活動に統合することを目的としています。ユーザーは複雑なコーディングを行う代わりに、日常的な言葉でブロックチェーンコマンドを実行でき、例えば「新しいウォレットアドレスを作成して」といった指示をAIが処理します。

このSDKは、TelegramやDiscordなどのプラットフォームで使用可能で、多様なアプリケーションに対応しています。Crypto.comのエリック・アンジアニ社長は、AIとブロックチェーンの統合の可能性を強調し、AI Agent SDKがWeb3をよりアクセスしやすくする一歩であると述べています。

この取り組みは、開発者だけでなく技術に不慣れなユーザーもブロックチェーン技術に簡単に関与できることを目指しており、ユーザーとブロックチェーンプロトコルの架け橋として機能します。Crypto.comは、SDKの能力を進化させ、異なるブロックチェーンエコシステムにおけるより多くのユースケースをサポートする計画を発表しています。

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