Appleが自社のスマートホームアクセサリーを開発する可能性があると、Bloombergのマーク・グーマンが報じています。Appleは、HomeKitプラットフォームに接続し、2024年にも登場予定のスマートホーム「コマンドセンター」と連携するカメラなどのデバイスを製造する可能性があるとされています。例えば、室内用セキュリティカメラはベビーモニターとしても使用できるかもしれません。アナリストのミン=チー・クオによると、Appleは2026年から製造を開始し、長期的に数千万台を販売する計画だと言います。これらのカメラは無線接続が可能で、AppleのAIやSiriとの統合が図られるとのことです。

ただし、グーマンはAppleが自社のスマートホーム製品を実現するかは不透明であり、スマートホームハブデバイスが成功すれば優先されると述べています。Appleはプライバシーを重視しており、AmazonのRingやGoogleのNestとは異なるカメラを提供する可能性があります。具体的には、AppleはHomeKit Secure Videoというエンドツーエンドの暗号化が施されたカメラプロトコルを既に設計しています。スマートホームアクセサリーの発売に先立ち、Appleは2025年3月にも、HomeKitやMatterに対応したアプリを実行できるスマートホームディスプレイを発表する予定です。

error: Content is protected !!