ディズニーは2025年第1四半期の決算結果によると、Disney+が世界中で70万人の加入者を失ったと発表しました。現在の加入者数は1億2460万人で、2024年第4四半期と比べて70万人減少しました。この加入者の減少は、昨年秋にDisney+の料金が値上げされたことや、9月から始まったパスワード共有の取り締まりが影響しています。新たな「有料共有」プランでは、アカウントの使用を同一家庭内に制限し、複数世帯での使用ができなくなりました。2025年第1四半期はDisney+の初めての加入者減少となりましたが、CEOのボブ・アイガー氏は、予想ほどの減少ではないとコメントしました。2025年第2四半期にはさらに加入者の減少が予想されています。一方、Huluはこの四半期に160万人の加入者を増やし、530万人に達しました。また、ディズニー全体の収益は4.8%の成長を記録し、『モアナ2』が10億ドル以上の興行収入を上げたことが要因とされています。