ナドラー議員(民主党、ニューヨーク州)は、自身の委員会の委員長であるジョーダン議員(共和党、オハイオ州)に、X(Twitter)上の大統領選に関する誤情報を調査するよう促す手紙を送りました。ジョーダン議員は言論の自由を重視する立場を自称しており、保守派の声が抑圧されているという主張を追求しています。ナドラーは、XのAIチャットボット「Grok」がハリス副大統領が9州での締切を逃したと誤って主張した件を挙げ、ハリス副大統領は全ての州の投票用紙に名前が載ると明言しました。

さらに、ナドラーは、ハリス副大統領のキャンペーン支援のイベントを主催したグループ「White Dudes for Harris」がX上でアカウントを停止された事例も指摘しました。このアカウントは、ユーザーからの報告により一時停止され、その後スパムとして扱われ、影響力が制限されました。また、左派的なアカウントを持つ著名ジャーナリストが「偶然」にアカウントを停止された例も述べられています。

ナドラー議員は、ジョーダン議員に対してこの問題に引き続き取り組むよう求め、自社ルールを適用する際の政治的偏見がないことが重要だと強調しました。また、FEC(連邦選挙委員会)は、ソーシャルメディアサイトに対する苦情を一貫して無視してきたと述べました。ナドラーは、Xのポリシーは公平に適用されるべきだと述べ、双方に対して公正な扱いを求めました。

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