アメリカ・テキサス州西部地区裁判所の陪審は、Appleデバイスに搭載されているSecure Enclaveが「Identity Security LLC」が保有する4件のユーザー認証特許を侵害していないとの判断を下しました。Secure Enclaveは2013年にiPhone 5sで初めて導入され、現在すべてのiPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Watch、HomePodモデルに使用されています。Appleは、Secure EnclaveがTouch IDやFace IDデータなどの機密ユーザーデータを安全に保護するためのサブシステムであると説明しています。Identity Security LLCは2021年にAppleを特許侵害で訴えましたが、陪審の判決に対して同社が控訴するかどうかは不明です。