ドナルド・トランプの次期政権が、クリプトに友好的な人材を要職に指名する中、一部の有権者は喜んでいる。トランプは自らのデジタル通貨を推進する初の公職者であり、彼の選任したスコット・ベッセントが財務長官に指名されたことで、ウォール街では安堵の声が上がっている。ベッセントはクリプトの可能性を評価し、伝統的金融とクリプトの融合を進めると見られている。
また、商務長官に選ばれたハワード・ルトニックは、最大のステーブルコイン運営会社との連携を模索しており、新たな資金調達の機会を創出しようとしている。トランプが提案した「政府効率省」が実現すれば、イーロン・マスクやビベック・ラマスワミーが手掛けることになり、年間2兆ドルの削減を目指す。
さらに、リップルのCEOブラッド・ガーリングハウスは、トランプの指名を称賛し、SECの議題を進めることに期待を寄せている。コインベースのCEOブライアン・アームストロングもトランプと話を持っており、クリプト関連の大統領諮問委員会に参加する意向を示している。
トランプ政権のクリプトへの取り組みは、米国の政治において重要なテーマとなりつつある。