韓国の民主党元議員、金南国(キム・ナムク)が仮想通貨資産10億ウォンを隠蔽した罪で6カ月の実刑判決を受けた。判決は2024年10月28日にソウル・揚川区の南部地方裁判所で下された。金は国会議員在任中に仮想通貨の一部を銀行口座に移し、残りを再び仮想通貨に戻すことで、資産変動に関する国会倫理委員会の調査を妨害していた。この手法により、2021年と2022年の資産報告から大きな仮想通貨投資収益を隠していた。10億ウォン相当の仮想通貨は公衆の厳しい監視を浴び、政府の透明性と説明責任に関する疑問を呼び起こした。この事件は、資産開示法や公務員の投資監視に関する道徳的義務についての議論を浮き彫りにしている。