Stationery Padは、Macでドキュメントテンプレートを頻繁に使用する場合に、ワークフローのステップを省く便利な機能です。この機能を利用すると、ファイルの親アプリケーションがコピーを開くため、元のファイルは編集されずに保たれます。最近はあまり注目されていないものの、テンプレートを繰り返し編集したり、「名前を付けて保存」コマンドを使ったりすることで、元のファイルを上書きするリスクを回避する良い代替手段です。ほぼすべてのファイルタイプをテンプレートとして定義でき、Photoshopの作業やHTML/CSSファイル、Word文書の請求書作成などに利用できます。使用するには、最初にテンプレートとして使いたいファイルを作成し、次回そのファイルをダブルクリックするとFinderがコピーを作成して開き、元のファイルは無傷のままになります。元の動作を逆にするには、テンプレートファイルの情報ウィンドウでStationery Padのチェックを外せばOKです。